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よりよい施術法を求めて

執筆者の写真: RokutoRokuto

2018年5月に開業して、今年5月で丸5年になります。

多くの方々にお越しいただき、感謝申し上げます。


お越しの皆様のお身体を少しでも改善し、楽になっていただくことを願い、精一杯の施術を提供しようと日々研鑽に励んでいます。よりよい施術をめざし、勉強会に参加したりさまざまな動画や資料にあたったりしながら、日々の施術に臨んでいます。


今回は、最新の施術法の概要と施術手順を紹介します。初めて来していただいた場合は、施術を簡単に説明していますが、以前お越しの方々に説明した施術法と内容が変化してきています。


〈ステージ1〉 問診

お身体の状況をお聞きします。痛み、凝り、しびれ、張り、違和感などご自身が感じておられる状況を把握します。他にも、睡眠、食欲、排便、体調、悩みやストレスなど自覚している状況をお聞きし、施術方針の手立てとしています。


〈ステージ2〉 検査

体重差計測

2台の体重計にまたがって乗っていただき、左右の体重差を計測します。体重差が大きい場合は、身体の重心が正中線からずれており、身体としてはつらい状態です。

体重差計測

垂直糸と背骨の重なり

体重差と共に、身体の状態を知るために垂直糸の検査をしています。垂直糸と背骨が重なり、身体の正中線と糸が重なれば、望ましい状態ですが、左右に寄り過ぎている場合、身体の重心が左右均等ではなく、長期にアンバランスの状態が続くと、腰や膝の痛みにつながります。

垂直糸と背骨との重なりを検査

可動域検査

首を前後左右に曲げてもらい、その可動域を見ます。腕が耳に付くほど上に上がるか、前後屈の状態も把握します。前屈、後屈、仰向けの状態で、両足の上がり具合等も検査します。

〈ステージ3〉 血流促進

主に大沼式の手法を用いて、血流の滞りやすい部位をやさしく刺激していきます。 太股、鼠蹊部、腹部、肩、鎖骨の周辺などを気持ちよい程度に指で押します。

さらに、腕、掌、手指などを刺激します。

最後は、首のコリをとり、頭部や耳周辺も刺激していきます。

肋鎖関節への押圧

〈ステージ4〉 体表施術(全身)

仰臥位(あおむけ)

スコープを使って身体から発する施術ポイントを探り当て、そのポイントに押圧や打圧を加え、反応を取ることで、血液やエネルギーの流れを改善していきます。

伏臥位(うつ伏せ)

体表施術の前に、腰、背中、肩甲骨、太股、足などに圧を加えます。

スコープで、背面の反応ポイントを探り、打圧等の刺激を加え、反応を取ります。

スコープで反応ポイントを探します

〈ステージ5〉 SF療法(側臥位)

右側を上にして横向きになってもらい、SF療法を入れていきます。今まで身体に加えた圧痛をエネルギー化し、そのエネルギーを体内に取り込み、身体の生命力のパワーアップを図ります。これを数回繰り返します。

SF療法

〈ステージ6〉 最終調整(座位)

①座った状態で、腰や背中、肩などに残る反応を見つけ、そこに打圧を加えていきます。寝た状態から起き上がることで、新たな筋肉等が働くため、新たな施術ポイントが出現します。そこに打圧等を加え、最終調整をします。場合により立位の状態で反応をとります。

②さらに、この段階で残る痛みや違和感がある場合は、そこを重点的にスコープで探り、反応ポイントを見つけて打ち消していきます。

③SF療法の「バイタルアングルフォース」と「スパイラルフラッシュ」を放ちます。手を高速に回転させて脳幹に刺激を送り、生命力をアップさせ最終調整とします。

座位で残る反応をとります

〈ステージ7〉 鍼治療

このステージは、以上の施術や手技でも解消しきれない頑固な痛みやコリがある場合に限って、鍼を刺していきます。スコープで確実にポイントを特定し、そこに刺入して、さらにそこにSF療法のバイタルアングルテフォースを加え、施術効果を倍増していきます。

〈ステージ8〉 検査と評価

①体重差の計測(施術前との比較)

②垂直糸と背骨の一致度の計測(施術前との比較)

③可動域検査(施術前との比較)

④身体の変化の自己評価(10段階)

⑤今後の健康改善・維持への所見(生活改善等)


現在の施術内容と流れは以上です。場合によっては特別メニューを組むことがありますが、ほとんど上記の流れで施術を進めていきます。


改善点に目を向ける

施術後、残る痛みや不調に注目しがちですが、自身の身体の改善面や楽になった点に着目する方が、身体はよりよい改善に向かうようです。


施術が終了した時点で実感がなくても、翌日以降に改善の方向に向かっていると認識できる場合が多いのです。血流促進、身体からのの反応ポイントへの刺激、SF療法などのさまざまな刺激を受けて、それを最もよい状態に調整する時間が必要だと考えられるからです。


施術法の進化

医学、整体、鍼灸、その他の治療分野でさまざまな研究が進み、日々進化しています。インターネット上には、そうした施術法が数多く紹介され、参考になるものも多くあります。


当治療室でも、日々研究と研鑽に励み、少しでも施術効果が出せるように努めています。

疲れや痛みを我慢し溜め込むと、いずれそのツケが回ってくるようです。悪化する前に身体全体を調整することをオススメします。









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