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執筆者の写真Rokuto

肩痛の男性(78歳)

肩痛の男性(78歳) 2018.9.9

9月のある日の午前中、突如訪れた男性。

1週間ほど前に、突然左肩がひどく痛むようになったといいます。

特に体をねじったとか、打撲したとかという記憶はないそうです。

ひと通り、問診をして早速施術に入りました。

最初は、左右2台の体重計にまたがってもらっての体重計測。左右とも32㎏で差はなし。

次いで垂直糸(天井から垂らした糸)と背骨との合致性を見ました。これもほぼ合致。

一見して大した問題はなさそうに見えました。本人も今まで大したけがや病気を経験したことがないそうです。

まず、仰臥位(仰向け)で寝てもらい、GTスコープで施術の場所を把握し、頭部の凝りを取りました。

ご本人は、痛む肩だけをやってほしいようでしたが、全身を順番に従って施術しました。仰臥位の後は、伏臥位(うつ伏せ)で全身をチェックしました。

最終的に、立位で背中側から反応のある肩周辺を打圧によって施術を終えました。

ご本人は「あれっ、痛くない!」と声を上げました。「え~っ、何だろう?」

と驚いた様子。あれほど痛んだのが、すっかり解消されたことに驚いていたようでした。

私もほっとして、うれしくて、幸せな瞬間でした。

最後に体重差、垂直糸をチェックして問題なく終了しました。


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