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痛みをとる方法

執筆者の写真: RokutoRokuto


小林生観さんの『ありがとうの奇跡』という本に次のようなことが書いてあります。


「人に何かをしてあげると、痛みが取れるらしい」


身体が痛んだり、病気で気分が優れないと、ついつい不満、不平、文句、悪口、グチなどを言いたくなります。家族にあたりちらしたり、暴言を吐くこともあるでしょう。


身体が不自由で、治る見込みもなく、絶望の中に入ってしまうと、無理もないことです。暗い気持ちになって、やる気も起こらないでしょう。


しかし、こうして自分自身を落として、周囲にも迷惑をかけていては、いつまでたっても状況は変わらないでしょう。むしろますます健康を害し、負のスパイラルの中で右往左往することになります。


先の小林さんの本に、次のようなことが紹介してあります。


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全身リウマチの方が、診察にいっても診察をしてもらえず、むしろいろいろと手伝いをさせられたそうです。何度そのドクターのところに行っても、同じように仕事を与えられて、一向に診てもらえなかったそうです。それが一カ月半ほどたって、その方が先生に診てもらえない理由を聞いたそうです。するドクターは

「あなたは、身体が痛いからといって、人に何かしてあげようとは思わなかったでしょう。人に対して何かをしてこなかったから、痛かったのですよ」


さらに

「あなたは、今までわがままをたくさん言ってきたかもしれませんが、今日からは自分を支えてくれた人に、感謝をしてみましょう。どれほど自分がいろんなことをやってもらったかを考えてみてください。」

と言われました。


家に帰って、反省し、世話になった家族に感謝して結果、痛みが軽減したといいます。

自分がわがままを言って、言いたい放題だと、体中がチクチク痛いらしいのです。痛みは、そのことに気付かせてくれるプレゼントなのかもしれません。

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痛みには、こういう意味があったのかとつくづく感心しました。痛みがいつまでも引かないのは、感謝が足りないのかもしれない、そういうこともあるのだと思わされました。


自分にやってくるさまざまな状況を受け入れ、感謝して受け止めることで、痛みは消える。自分が多くの人や物に支えられて生きていられることに気づき、「ありがとう」と言えたとき、本当の安らぎとありがたさがやってくるのですね。

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