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耳鳴り解消に挑む

執筆者の写真: RokutoRokuto


78歳の女性が、当室を訪れたのが昨年の開業まもない5月下旬のことであった。

肩こり、腰痛、難聴、高血圧などの症状を持っていた。初日は、肩が重いということだった。バイオレゾナンスでチェックアップリストを使った全身のテストと、BnPSというプログラムのうち「プリコントロール」という身体全身を調整するプログラムを実施した。


2回目は6月に入ってのこと。そこで「耳鳴り」があり、セミが鳴いているようだという。この症状は15歳の時から始まって、時にはメニエール病にもなり、大変つらい思いをされたと聞く。現在はメニエール病の症状はないものの、難聴と耳鳴りは依然として続いているようだ。


この2回目の施術が終わった日、ご本人にとって奇妙な?自覚症状があったという。それは何十年も続いた耳鳴りが静かになったということだった。気付くといつものセミが鳴いていない状況がしばらく続いたということだった。


残念なことに、それは継続はせず、翌日の夕方からまたセミが鳴き始めたということだった。それ以来、継続して通ってもらい27回を数えた。耳鳴りは相変わらず続いているという。今まで、さまざまなことを耳鳴り解消のために取り組んできたという。


ドクターからは、「耳鳴りは治らない」と宣言されたと言っていた。

でも、そうなのだろうか??


一度でもセミが鳴き止んだという事実は、何を物語っているのか?この耳鳴りを何とか少しでも改善したいと、さまざまなトライをやってきている。


前回取り組んだのは、バイオレゾナンスにおける耳鳴りのコンパクトプログラムである。このコンパクトプログラムは、さまざまな病理に対して、そこに有効だと思われるプログラムを集め、1時間程度のハーモナイズにまとめたとても分かりやすく使いやすい手法だ。


耳鳴り解消のために集められた主なプログラムは次の通りである。

分析、活性化、経絡、ATP産生、抵抗力、聴覚、動脈、血液、中耳、内示、耳鳴り、難聴、心理、ストレス、解毒。

これらのプログラムを各5分ずつ、レヨコンプという機器からコードを通して波を送る。何か身体に流れてきているな、という感覚はほとんどない。


このあと、足をマッサージした。耳の反射区といわれるのが、足の指の第4指と第5指の裏側である。(足もみのページを参照)

ここに刺激を与えていたとき、この女性が「痛い」と発した。滅多に痛みをすることはない方であったが、ここだけは声を発したのである。


その後、頭部、耳周辺のGTスコープに反応するポイントに刺激を加えた。さらに金属棒(刺さない鍼)で刺激を加えた。


その後は、全身の調整をして2時間で施術が終了した。

体重差はほぼ解消し、垂直糸も正中線に一致した。


女性は、「耳がとても軽くなった」という。

耳鳴りの解消まではいかなかったが、それなりに軽減されたようであった。


長年耳鳴りと共に生きてこられた女性。あきらめることなく、少しでもこの解消に近づけるよう、私自身の課題としても取り組んでいきたい。

 
 
 

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