top of page
  • フェイスブック
  • Instagram

自分の身体に感謝して撫でる

執筆者の写真: RokutoRokuto

この世界に出生してから、現在に至るまでの長い年月、一瞬も止まらずに動き続けてきてくれている自分の身体に、日頃から「ありがとう」と感謝の言葉をかけるのはどうでしょう。


昼も夜も寝ている時も、ずっと心臓を初めてとして、自分の意思や行動によらず身体は働き続け、健康維持をしてくれています。年とともに、その機能が低下してさまざまな症状が現れてきます。日々の生活や仕事、その中から生じるさまざまなストレスが身体にダメージを与え、疲労して、肩こり、首こり、背中痛、腰痛、股関節痛、膝痛などが生じてきます。


「どうして、こんな身体になったんだろう?」「なぜこんなに痛い思いをしなけりゃならないの?」と、ついつい文句や不安を口にしたくなります。すると身体はどう思うでしょう?片時も休まずに身体を働かせ、日々の疲れや傷みを修復しているのに、ご主人から文句を言われたらよい気分ではいられないのではないでしょうか。文句を言っていては、ますますその痛みを強くし、何とか自らの身体を守ろうとするでしょう。


「傷み」は、私達に「もうこれ以上動かすと危険ですよ」という"お知らせ"だと思います。身体は自分の身体を守るために、親切に私達に信号を発して教えてくれているのです。傷み、倦怠感、痒み、痺れ、ふらつきなど、さまざまな症状を伝えてくれます。異常を知らせてくれているわけです。痛みがあれば、その部位を動かさないことで身体を守ろうとします。


そのことを認識すれば、「お知らせいただいて、ありがとうございます」と身体にお礼を言うのが筋でしょう。「自分の身体さん、私の身体を守ろうとして教えてくれているのですね。どうもありがとう」と。


体表施術法では、スコープで患者さんの身体からの反応を検知して、そこに適度な刺激を加えていきます。見つけたポイントに押圧や打圧を加えて、その反応を取っていきますが、その後に、その部位に掌で数回やさしく撫でています。その時「ありがとう」とつぶやくようにします。すると、反応がきれいに消えていきます。痛みも取れていきます。



私事で恐縮ですが、数年前から身体中に蕁麻疹が発生し、時々むしょうに痒くなります。数年間皮膚科で処方された薬を痒くなると服用していました。薬を飲めば痒みは収まりますが、ひどく眠気に襲われ、ぼうっとしてしまいます。薬を服用して3~4日後には、痒みが再発していました。しかし、できるだけ薬に頼らないで治してみようと決意し、1ヶ月前から薬を止めることにしました。当然、痒くなります。このとき、前述の方法を試しています。痒くなった所に掌を当て、「ありがとう」と言いながらやさしく数回撫でるのです。すると、不思議と痒みが収まるのです。現時点では、以前のような激しい痒みはなくなってきています。これは、痛みにも応用できそうです。


ありがとう」とつぶやくと、どうも自分の身体は喜ぶようです。さらにやさしく撫でてあげると、さらに身体は嬉しくなって、その"お知らせ"(痛み)が必要なくなって、そのお知らせを消してくれるような気がしています。痛む部位にやさしく手を当てたり、撫でたりしながら「ありがとう」「いい子だね」とつぶやくと、痛みや痒みが和らぐようなのです。


最近の施術で取り入れているSF療法では、両手をバイタルアングル(直角)にして、患者さんの身体に当てています。さらに両手をくるくると回転させることで、掌からエネルギーが発生し、身体の周囲にあるエネルギーをも加えて身体に入れていきます。すると、大きなエネルギーが身体に作用して、いろいろな改善につながっていきます。おそらく、両手の掌からは、パワーが生じていて、それを直角に当てることで、何倍ものパワーが発生して身体に影響していくと考えられます。


一生休むことなく、私達の身体を維持してくれている素晴らしい作用と力が私達に身体には備わっています。そして、最善の方向(健康)に導いてくれています。その力を認識し、自らの身体を信じ、そして感謝の言葉を掛けることで、ますます健康に導いてくれるのだと思います。


閲覧数:16回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Comments


bottom of page