腰痛を抱えて悩んでいる人が多い。
前日、夜の7時過ぎに電話が入った。
腰痛が酷くて歩けないので、何とかみて欲しい、という。頼まれたら、断らないという主義を全うしたいと日頃から思っているので、快く引き受けることにした。
来室したのは、30代の男性。工事現場で働いていて、姿勢をいろいろな形をとって作業をしているという。それが積み重なって腰を痛めていて、仕事がとても辛いという。さらに聞くと、少年の頃からサッカーをやり、小学校6年生の時に身体をひねって腰を痛め、思い切りボールを蹴れなくなったという。
体重差は4㎏ほど。垂直線を背中に照らしてみると、身体全体が傾いている。
ヘルニアとも診断されているという。
とにかく痛みを何とか取り去ることに主眼を置いて、施術を開始した。
体表刺激法をメインに、仰臥位、伏臥位と反応ポイントに刺激を加えた。この状態でほぼ、反応線が中央に寄った。この段階だとほぼ身体全体の調整は大丈夫かと思った。
加えて、腰の痛みを取り去ろうと、腰周辺の反応をさらに取り去ることにした。
一旦施術を終えて、ご本人に立ってもらい、再度体重計に乗ってもらった。体重差は1㎏ほどに縮まった。しかし、まだこの差を縮めなければならない。
今回は、ここまでの施術で時間切れで終了となった。
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