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健康増進の秘訣

  • 執筆者の写真: Rokuto
    Rokuto
  • 7月12日
  • 読了時間: 4分

更新日:7月13日

日頃、ご来室されるみなさんを施術しながら、どのようにしたらより健康に導けるかを考えます。


人間も自然界の一部ですから、生まれてから生命を終えるまでの過程は決まっています。植物は種から芽を出し、成長して花を咲かせけ、結実し、次第に枯れていきます。


若い時期は、誰しも生命力に溢れ、多少の無理をしても若さパワーで乗り切っていけます。徹夜をしても、何とか翌日も乗り切ってしまいます。怪我をしても急速に回復して、元通りの生活に戻ることもできます。


しかし、年齢を重ねるとだんだん身体が不自由になり、動きが鈍ったり、今までできていたことができなくなってきます。歩くのもおぼつかなくなり、病に倒れ、ついには生命の終焉を迎えます。


これが生命の定めであり、誰しもこの法則にの上に生きています。例外はありません。


しかし、この流れにのって生きるものの、できるだけ健康で不自由なく、痛みや辛さなく生きたいものです。人類は、長い年月をかけて病気を治し健康に生きるために、さまざまな健康法、薬などを開発したり、工夫してきました。


日々の生活の中で、いろいろな負荷を人体や心に掛けています。疲労、ストレス、病気、体調不良、怪我などを、どうやら身体は記憶しているようなのです。若いときの「ツケ」が、高齢になってくるとそれが身体に現れてきて、時には辛い思いをすることもあるようです。


暴飲暴食、喫煙、睡眠不足、無理な姿勢、過労、ストレスなどの記憶を身体はそのまま記憶として保持し、いずれその「ツケ」を払うべき時がやってきます。


それでも、人は生きている限り、生命力を発揮して元の健康状態に戻そうとします。貯めてきた「ツケ」を何とか自らの生命力で帳消しにしようとします。


また、規則正しい食生活、適度な運動、笑顔、適度な睡眠などを心掛けることによって、「ツケ」を少しずつ帳消しにすることもできます。


「今までの健康が保てなくなってきた。このままではいけない、何とか健康を取り戻そう」


と思い、行動に移したときから、今までためてきた「ツケ」を清算し始めます。

しかし、年齢を重ねるほど、人体の機能が衰え、追いつかなくなるのです。


そんなわけで、少しでも健康を取り戻し、維持するための秘訣を挙げてみます。



無理をしない

がんばり過ぎない。疲れたら、早めに休みましょう。


適当に生きる

目標が高すぎると、ストレスを溜めがちです。適度にしましょう。


薬やサプリにできるだけ頼らない

薬やサプリに頼り過ぎると、本来の生命力が発揮できなくなります。自分の生命力を信じましょう。


自分で治そうとする

病院や薬に過度に頼らず、自分の身体を自分で治しましょう。


できるだけ動く

自分の足で歩きましょう。


自分の身体に感謝する

自分の身体に文句は厳禁です。「私の身体、いつもありがとう」と感謝の言葉をかけましょう。


午後10時までに寝る

睡眠は重要です。夜更かしをやめて、早寝早起きを心掛けましょう。


夢中になれるものを見つける

ワクワクすることを見つけて、楽しく取り組みましょう。


月に一度は身体をメンテナンスする

日頃の頑張りに月一回自分の身体にご褒美を兼ねて、メンテナンスしましょう。


笑う。ジョークを言う

オヤジギャグ、オバサンギャグを飛ばして、周囲を寒くしてあげましょう。


おいしいものを食べる

これは大事です。でも、食べ過ぎ飲み過ぎは禁物です。


水分を摂る

人体の6割は水といいます。積極的に水分補給をしましょう。アルコールやコーヒーは利尿作用があるそうなので、水分補給とは逆になりますから、気をつけましょう。


友達と楽しく語らう

人生の友は、宝です。ときどき、楽しいおしゃべりをしましょう。


思いつくままに書いてみました。みなさんの多くは、既に取り組んでいらっしゃる項目も多いと思います。


日本人は「がんばる」のが美徳であり、好んで使う言葉です。激励やパワーをあげる意味では便利な言葉です。しかし、がんばり過ぎて、身体を壊したり、ストレスを溜めて不調になったりすることも多いです。何でもやり過ぎは、いろいろな影響を与えてしまいます。ですから、あまり頑張り過ぎない方がいいと思っています。楽しく、気軽に、笑顔で取り組むことの方が効率的だったり、スムーズに事が運んだりするようです。

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