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モルフォセラピー

骨や筋肉のずれを修正し、身体の組織ごと復元し整える手技

    ある芸術家が、身体を観察しながら「どの人も身体の不調が左側に決まって特異的に現れる"アシンメトリー現象"を発見し、そのずれをやさしい手技で元に戻すことで、正常な身体にしていくという万能の手技。

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アシンメトリー現象

    身体の不調の前兆が左側だけに特異的にあらわる現象。人の身体は見かけは左右対称になっていると思われがちですが、脾臓・膵臓・胃・腸などは左にあります。食物が胃に入ると数時間かけて消化しますが、左の方に重みがかかっています。

    身体が左に傾くと、左側の抗重力筋が傾き、結果として左右の筋肉の硬さの違いが生まれます。そのことで、左側の硬い筋肉に引っ張られ、肩の位置が持ち上がったり、背骨が左にずれたりして左側の筋肉や臓器が不調が発生してしまいます。このアシンメトリー現象は全部で50あると研究者がつきとめています。

モルフォセラピーの手技と適応症状

    このアシンメトリー現象を解消するのが、モルフォセラピーです。

    アシンメトリー現象は、骨のずれによって起こります。背骨の出っ張り(棘突起)は、左側にずれます。このずれを戻すために、背骨を挟んで両手掌を背中にあて、左右に滑らせ両手を交差させることで、左側へのずれを正中線に戻します。やさしく滑らせます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

   この手法を、身体のさまざまな箇所に応用していきます。

​    施術箇所とその施術の及ぶ適応症状は以下の通りです。

肩甲骨 (首こり、肩こり、肩の巻き込み、肩甲骨のずれ)

鎖骨 (両腕の痛み、内臓の不調)

肋骨 (背中の痛み、内臓疾患、呼吸器の不調、首や腕の不調等)

頸椎 (頭痛、首痛、腕の不調等)

胸椎 (内臓の不調、筋肉全般、自然治癒力の増強等)

腰椎 (腰痛、脊柱間狭窄症、椎間板ヘルニア等)

腸骨 (腰痛、生殖器系の不調、泌尿器系の疾患等)

仙骨 (生殖器系、泌尿器系、副交感神経の正常化)

    背骨の並びがずれると、神経の流れが滞り各器官への指令がうまく通らなくなります。特に自律神経が乱れ、身体を自動的にコントロールする機能が低下し、汗がかけない、熱が上がらない、便秘が起こるなど、さまざまな症状を呈します。また、血管がつまり、血流量が減少してしまいます。

​    モルフォセラピーによって、骨だけでなく、組織ごと復元することで本来人間の持つ機能を整え、免疫力を高めもとの正常な健康体に回復していきます。

【参考】

治療院マーケティング研究所

『MORPHO THERAPY モルフォセラピー 形態学的復元法』(2023)

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