【検査法】
①体重差計測

②垂直糸計測
施術の前と後に2台のアナログ体重計に乗ってもらいます。
左右の体重差を計測することで、身体全体の重力に対するバランスを測ります。
体重差が小さいほど、左右に掛かる重力のバランスがとれ、身体は楽であり、健康な状態と判断します。
逆に体重差が大きいほど、バランスが不均衡で、身体に負荷がかかり、その結果腰痛、肩こり、首痛、膝痛などの症状が出ます。
施術により、できるだけ体重差を縮めていきます。
施術の前と後に天井から吊るした垂直糸と、背骨との合致度を計測します。
垂直糸と背骨のラインが一致していれば、身体の左右のバランスが整い、身体は楽で健康な状態と判断します。
逆に、糸と背骨が離れていれば、身体のバランスが悪いために、さまざまな症状が出てくると考えられます。

施術前 施術後

(施術例1)
78歳の女性。右大腿の痛みがある。
施術前の垂直糸と背骨との一致度(写真左)。垂直糸に対して、身体は大きく左に寄り、体重も左が2㎏ほど重い。
施術①
仰向けで、足マッサージと頭部のコリほぐし。
全身の体表刺激法により、身体全体の調整。
施術②
うつ伏せで、脚、腰、肩部のマッサージ。
全身の体表刺激。
施術③
バイオレゾナンスで、全身のトリートメント。
施術後の垂直糸と背骨との一致度(写真右)。垂直糸と背骨のラインがほぼ一致している。だが、体重差は2㎏で変化はなかった。大腿部の痛みは解消した。
身体が左右とも均等に重力がかかることで、身体にかかる負荷は最小限になり、身体への負担が最も軽くなり、健康を維持できると思われる。
この方は、4回目の施術で、ご自身の本来もつ生命力をかなり回復させたようである。

施術例(2)
73歳の女性。坐骨神経痛、頻尿、不眠症、糖尿病などの症状を持つ。
上の写真は、施術前、施術中、施術後の体重差、垂直糸と正中線との一致度を示している。
①施術前
体重差4㎏、垂直糸は正中線とかなりずれている。
②施術中
体重差2㎏、垂直糸は殿部の部分が一致してきた。頭部はまだずれたままである。
③施術後
体重差1㎏、垂直糸と正中は完全に一致はしないものの、近づいた。
時間的制約のため、完全な体重差の一致と垂直糸と正中線との一致が叶わなかったが、施術の成果は出た形である。
理想は体重差を0にし、垂直糸と正中線が完全に一致すること。これにより、身体のバランスが整い、自己免疫力が高まり、自身で正常な状態に戻すことができると思われる。